[医師との結婚]医師のキャリア選択3 39~48歳医師
2020/06/13 ライター:nanono
40代の医師は、その後の医局の体制がある程度予測できるようになり「医局に残留するのか」「老後問題」「子どもの養育費問題」「開業問題」といった色々な悩みを感じて、転職も考えるようです。40代医師は転職市場においても評価が高く、好条件での転職がかないやすいとも言われています。
それでは医師のキャリア選択シリーズの最後を一緒に見ていきましょう。
この記事の目次
医局・市中病院・開業の道
大学医局に在籍し続ける医師
豊富な知識・経験を持ち高い専門性を身につけた40代医師は、チームを率いて診療を行ったり、手術を主導したり、診療科の運営や、指導医として後に続く医師の育成に携わるなど、専門科や病院の中核を担う存在になっています。「社会的地位を確保できる点」「最先端の医療・研究環境が整っている」「スタッフが揃っており治療に専念しやすい」など、医局に在籍することで得られるメリットも多く、ポジション以外のメリットから医局に留まることを選ぶ医師もいます。
市中病院へ転職する医師
大学医局に在籍している40代を迎えるこの年代は、だいたい自分の将来も予測がつくようになります。医局人事による異動もこの年代には減っていきます。自身の残りのキャリアをを考えて、市中病院やクリニックへの転職を決意する医師もいます。民間病院は大学病院などに比べて給与水準が高く、ほとんどの民間病院では退職金制度もあるため、住宅・教育・老後資金を考えて、転職する医師もいます。
開業する医師
収入アップやより多くの裁量を求めて開業する医師もいます。開業といっても、病院を継承する場合と新規開業をする場合とがあります。50代になると年齢の制限が掛かり金融機関から融資が受けにくくなるため、開業をする場合は40代が最後のチャンスとなります。
まとめ
医師のキャリア選択シリーズはいかがでしたか?ここでは、医師との結婚を考える女性が知っておきたい基本的なことをまとめました。医師の世界はもっともっと奥深く、そのキャリアも様々です。医師の業界に関する予備知識を身につけておくと、ある程度彼が何を考えているか予測することもできますし、話も理解しやすいと思います。少しでも医師との結婚を考えている女性のお役に立てたら嬉しいです。
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